大学入試共通テスト 来年度実施開始

大学入試共通テスト 来年度実施開始

英語における大学入学共通テストまとめ

2019年11月1日に文部科学省は英語における英語民間試験の活用を見送る方針を固めました。
2019年12月17日に同省により国語と数学の双方の記述式の見送りを表明しました。

 

 

 

*こちらのページは文科省と報道の情報を元に、随時更新しています

 

 

ここからは2015年からの一連の流れを見守ってきた私のたわごと

2015年当初、文科省が大学入試改革とその理想像を打ち出した時、これはかなり日本人の英語力を底上げするような素晴らしい改革だと感じました。なぜなら、英語のスピーキングテストが導入されるということや、PISAのテストに近いような「思考力」や「表現力」を問う問題を作ると打ち出していたからです。聞いた内容を要約して自分の意見を書いたりという総合的な英語力を問う試験を作る姿勢も見られました。けれども当初の構想から2年後の2017年6月に最終的に文科省が出した最終方針は、センターの筆記とリスニング試験の流れをくむ、「リーディング」と「リスニング」の試験を引き続き行い、ライティングとスピーキングに関しては、新たに試験を創設する訳ではなく、その評価をこれまでも存在していた英検などの外部試験に丸投げするという結論でした。2019年5月31日時点でリーディングとリスニングの配点を同等としたことは評価されると思いますが、本来の構想として、読む力聞く力と同等に見られるべきであるライティングとスピーキングの評価は民間の外部試験に託されたため、同等の比重で見るということが困難になりました。また2019年11月1日、文部科学省は英語民間試験の活用を見送ることに決めました。令和6年まで見送るという情報もあります。当面スピーキングとライティングの力を測る方法がなくなったことになります。これまでのセンター試験は、スピーキング力を発音アクセント問題で、ライティング力を文法問題や並び替え問題で見てきたという建前があります。(発音問題や並び替え問題がスピーキング力とライティング力を測るためのテストとして適切ではないという議論はここでは省きますが)スピーキング力とライティング力を外部試験で測るとしたことで、センターの流れを汲む大学入学共通テストの英語の試験では、発音問題や並び替えは消滅することは確定と思われていました。今後、揺り戻しが起こるのかが注目されます。