「少人数」への考え方

 

グローバル・カラーズの小学生クラスは、グループレッスンです

「少人数が学習に効果的」という「常識」には反しているのかもしれませんが、

グローバル・カラーズがグループ・レッスンを選んだのは、言葉の教育は、人との関わりでこそ豊かになると信じているからです。

 

 

英語はコミュニケーションの教科です。

コミュニケーションを多様に学ぶためには、一般の方がイメージする「少人数」は人数が少なすぎるとグローバル・カラーズは考えます。

英語の授業における「少人数」と聞いた時、4人ほどをイメージする方も多いかもしれません。

グローバル・カラーズでは、開講する当初から、小学生高学年以上のクラスは16人で授業を行えたら理想的*だと考えてきました。※小学低学年はこのかぎりではありません

「16人なんて多すぎる!」と驚かれる方もいるかもしれません。 でも少しだけ、グローバル・カラーズがグループ・レッスンが良いと考える理由に耳を傾けていただけると嬉しいです。

 

例えば16人もクラスメイトがいれば、毎回違う人と隣の席になり、新しく楽しい会話ができます。また、英語でディスカッションをする授業をする際に多様な意見が出て盛り上がります。

 

 

クラスの人数が少ない方が良い授業とは、こういう授業です。

 

 

生徒が、一人の先生の時間や注目を奪い合っている授業。

 

 

グローバル・カラーズが授業を作っている際に、中心に据えている考えは

仲間との協働を英語を通じて行い、他者との考えや意見の違いを英語を通じて知ること

 

グローバル・カラーズの授業は、問題集や教科書を解くことで、黙々と英語を頭に入れるスタイルではありません。先生やクラスメイトと学んだ英語を言葉でやりとりして使うことで、身につけていくスタイルをとっています。今日は何したの?」「どうだった?」「これどう思う?」「どうしてそう思うの?」

 

「少人数が学習には良い」というのは、はたして疑いようのない事実なのでしょうか。

例えば、グローバル・カラーズでは、海外の同世代との交流を、実際に習った英語を使って行うこともありますが、そのやり取りを共有する相手の人数が少なければ少ないほど学習の効率は上がる。・・・とお思いになるでしょうか。むしろ、やり取りの相手が多ければ、より多様な表現を学び合い、言語の理解が深まると、多くの方がお思いになるのではないでしょうか。言語力は発想力でもあります。言語の教科は、多様な人がいて多様な意見が出てこそ深まり、そこに学びが生まれる、そうグローバル・カラーズは考えています。

やり取りが、日本人同士であっても同じです。

何年も続く英語学習で、毎回同じメンバー4人で英語で意見を交わすのと、色々な人がいるクラスで、毎回隣に座る人が違い、違う相手の違う意見に英語で触れられるのとどちらが楽しいでしょうか。

 

「少人数」と「グループ・レッスン」を見るとき、こうも考えられます。

入試変革で問われてきた「思考力・表現力・判断力」を養うのに、「少人数」が果たして本当に最善の選択なのか。
「深く思考し、多様な表現を駆使し、多くの考えにふれてより良い判断をする力を身につける」そのために効果的なのは、グループ・レッスンに分があるように思われます。

「グループ・レッスンでは効果的な学びが起こる。」この考え方は、一般的な「常識」とは違うのかもしれませんが、保護者の方々の中にも、「少人数が良いに決まっている」と思い込まず、このグローバル・カラーズの考えに耳を傾けてくださり、共感してくださる方々がいらっしゃると嬉しいな、と思っています^^

 

※ 教室はオープンですので、中に入ってレッスンを聴かれたい方は、いつでも見学希望のご連絡をください^^そして外から丸見えの教室ですので、連絡なしでも外から勝手に様子をご見学いただいても何も問題ありません。