私が自分で教室を開いた理由の一つに、教育現場で出会った生徒さんの存在があります。特に中学校の教諭として働く中で、一時的に学校に通えていない生徒さんとも密に関わってきました。自分自身は学生の時に考えたことがなかった、そして多くの人が普段疑問に思わないであろう「学校ってなんだろう」という問いを、私は中学校教諭として考え続けていました。教諭ではなくなった今も考え続けています。学校に通えていない生徒さんは、普段は問われることの少ない「学校ってなんだろう」という問いに一人で向き合っていることが多いように思います。お子さんが学校に通えなくなった時、その保護者も「学校ってなんだろう」の問いを突きつけられます。
不登校は特別なことではない。誰が悪いわけでもない。というのが、私が現場で感じた実感です。
私には、臨床心理士の資格もありません。カウンセラーでもソーシャルワーカーでもありません。もう学校の先生でもありません。英語が教えられる「一地域の先生」です。私にできることは、英語を学習することの手助けだけです。でも、教員として、学校と向き合っている生徒たちと一緒に学校について考えてきた経験から、少しはお子さんの気持ちにも、そして保護者のお気持ちにも寄り添えるのではないかと思っています。思春期のお子さんには、時に「学校でもない、お家でもない、そんな場所」も大事だと思います。そんな第三の場所になれたらいいなと私は密かに思っています。
もし、何かお手伝いできることがありましたら、ご連絡ください。
大丈夫ですよ。空だって時には泣くんですから。
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